〜2022年のその日まで〜 母と息子の中学受験

SAPIX通塾中の小6男子と会社員の母が2022年受験に向けてジタバタするブログ

嘘がつけない素直さと幼さ

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今日で一旦夏期講習の中盤が終わり、残すはお盆明けの4連続です。
意外と早かったし、意外と今のところ乗り切れている印象ですがお休みの期間中にできなかったところをしっかり復習しようと思う。
こんな風に順調な夏休みを送る少し前、ちょっとした事件があった。

基礎トレ、書き直した?

基本的に私が丸つけをしているけど、仕事で遅くなったりする日は自分で丸つけをしてもらいます。
7月のとある日、息子が丸つけをした基礎トレをチェックしてみると100点なんだけど消しゴムで消して書き直した跡がある。
筆算スペースを見てみると間違えたままだったので答えを写したのかと思ったけれど、いきなり問いただす言い方は良くないと思い「これ、もしかして書き直した?」と普通の口調で聞いてみた。
そしたら急にワーッ!と泣き出した。
息子はあまりにも号泣しすぎると過呼吸になりそうになるので、まずは黙って背中をトントンし落ち着かせた。

息子はまだ嘘がつけない

親の私でさえ、息子はとても素直な子だと思う。
ただ幼いから素直なのかなとも思う。まだ嘘がつけない。
息子を落ち着かせて、「話を聞かせて?」と言った。
「ごめんなさい!自分で丸つけをしていて、7月はずっと100点だったのに間違えちゃって悔しくて、つい書き直してしまった」と言ってまた泣き出してしまった。
息子は私が丸つけしているのを見ていて、間違っている問題にバツをつけようとすると「ちょっと待って!」と言う。普段からバツをつけられるのをいやがる。
(その割にテストでバツが多くても全く気にしないのは何故…?)
親バカで見えてないだけかもしれないけど、答えを見て書いたのはおそらくこれが初めてだと思う。
私に見抜かれて、とっさに嘘がつけずに泣き出すあたり、まだ幼いなぁと思うし、可愛いなぁと思う。
私は子供の頃からませていたので、私にはなかったピュアさがある。
「答えを写して100点にしても、かーくんの為にならないのは分かるよね?間違いは、これからもっとかーくんを成長させるためのチャンスだと思うんだ。だって元々できる問題だけしかやらなかったら成績変わらないでしょう?だから基礎トレや普段の勉強でバツがあっても、それをきちんと直して次出た時にマルになればいいんだからね。でもずっと100点だったのに悔しい気持ちはすごくわかるし、お母さんも悔しいよ」
ものすごく反省している息子を叱っても意味がないと思い、優しく言った。
息子はうん、うん、と泣きながら頷いていた。

その後

とりあえずこの日のやることは全て終わっていたので、いつまでも泣いている息子に、「BABA嵐(ババ抜き)」しない?と声をかけ、遊んでいるうちに笑顔になった。
そのあと、息子がやっているFortniteというゲームをやってみてと言われたが、コントローラーの使い方さえも分からない私は下手すぎて、それをみて大爆笑していた。
次の日も私は仕事で遅くなり、昨日と同じく丸つけを息子にお願いした。
帰宅して宿題をチェックしてみると、基礎トレに大きな付箋が貼ってあり、「カンニングは最悪のひきょう者」「今日のこと忘れない」と書かれていた。
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ああ、息子なりにとても反省しひとつ成長したんだな、と涙が出た。
夏期講習では算数のみ自分で丸つけしてもらうことにした。
たまに全部あってて、え?と思うが息子は答えは写してないからねと笑顔で言った。


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